翻訳:田尻陽一

 スペインを愛して、もう何年になるだろう。40年はとっくに過ぎた。いまでも暇さえあれば、スペインに行っている。

 公的な仕事は関西外国語大学教授、スペイン語とスペイン文学を教えている。研究の専門はスペインバロック演劇。クセックとは25年、付きあってきた。

 ガルシア・ロルカの『ドニャ・ロシータ』『血の婚礼』『イェルマ』『ベルナルダ・アルバの家』『ドン・ペルリンプリンの恋』、カルデロンの『人生は夢』、フェルナンド・デ・ロハスの『ラ・セレスティーナ』、セルバンテスの『ドン・キホーテ』を翻訳し、脚本を作ってきた。

 2005年はスペイン現代劇に挑戦。アラバールの『アッシリア皇帝と建築家』を翻訳・脚色。9月はバルセロナとマドリードで『ドン・ペルリンプリンの恋』を再演する予定。