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レクイエム・幻のエレンディラ

エレンディラの不運の元となる風が吹きはじめたのは、彼女が祖母を風呂に入れていたときだった。

「きのう、手紙を待っている夢をみた」
「何曜日の夢だった?」
「木曜日」
「だったら、悪い知らせよ。でも、その手紙来ないわ」

加藤登 追悼公演 朗読劇

レクイエム・幻のエレンディラ

原作=ガルシア・マルケス
訳=加藤登
構成・演出=深澤伸友

日時:2011年7月22日(金) 19:00開演
場所:IMYホール(名古屋・千種)

 

袈裟と盛遠

劇団クセックACTアトリエ公演

『袈裟と盛遠』

原作 芥川龍之介 

■ 会場

劇団クセックACT アトリエ「エル・ノルテ」
名古屋市北区下飯田町3-58 パルテール2F
電話 052-880-0370
*地下鉄線「名城線」3番出口下車。北へ7分、御成通り三丁目左折。

■ 日時

1月21日金曜日 午後1時30分開場  2時開演
        午後7時30分開場  8時開演
  22日土曜日 午後1時30分開場  2時開演
* 上演時間は約1時間

■ 料金

前売1500円  当日2000円(美味しいぜんざい付)

■ 協力

パルテール、スタジオbee、日本巧匠文化協会、
PAP・でらしね、吉戸俊祐(KSV)、河崎竜一朗

■ 競演

朗読者  榊原忠美、樋口大介
音楽   坂野嘉彦(クラリネット・鍵盤ハーモニカ他)
     伊佐治禎浩(サックス)
照明   杪谷直仁
スタッフ協力 手塚恵、鹿子嶋寛子、柴田真佑、小林真緒、多田なつみ

 

五年経ったら

賭博師 さあ、カードを。あなたのエースを出しなさい。
青年 ボクの心臓…。
賭博師 勝ち負けをきっちりつけないと。さあ、あなたのカードを。
青年 ボクのカード。
青年 最後のカードだ。
賭博師 わかった、勝負。

劇団クセックACT 結成30周年記念公演

「五年経ったら」

作 = ガルシア・ロルカ
翻訳・脚色 = 田尻 陽一
構成・演出・舞台美術 = 神宮寺 啓

主人公は時間。そして、時間に絡みつかれた愛と死。
時間の原っぱを彷徨う青年は、フロックコートに着替え、賭博師たちとトランプを始める。そして…!?時刻は夕方の6時だった。

 

ここしばらく、昨年の「フエンテ・オベフーナ」を始め、スペインの古典演劇を発表し続けてきたクセックACTが、今年は劇団結成30周年を記念してスペインの現代作家ガルシア・ロルカの作品『五年経ったら』を上演いたします。

『五年経ったら』は、1984年にクセックがガルシア・ロルカを取り上げた最初の作品です。その後1995年に再演して好評を博しました。そして、ここ数年、再演するなら”あの『五年経ったら』を上演して欲しい”との声が多く寄せられ、今年、その思いを結実させるべく「30周年記念特別企画」として取り上げることにしました。

今回は、田尻陽一が「この芝居には、今という時間は経過しない。あるのは昨日と明日。ロルカの愛されたい、愛したいという願望(コンプレックス)が作品には渦巻いている」と、熟慮しながら新たに翻訳、脚色を加え、ロルカの詩的な散文に迫ります。さらに構成・演出は日本で最も多くロルカ作品を手がけている神宮寺啓。“垂直に呼吸する動かない時間をさまよう青年の周りには、決して成就しない愛と化け物たちが生息している”と語り、独特の演出的手法を駆使して「神宮寺ワールド」を爆発させます。

キャストは、時間の中を浮遊し、愛に苦悩する青年役に劇団の若手 樋口大介を大抜擢。そして、昨年の『フエンテ・オベフーナ』に参加して“舞台にオーラが迸る”と賞賛された女優、真行寺君枝が東京から再び参加。青年を愛し続けるタイピストの役で、再度“クセックの世界”に挑みます。その他に、名古屋を代表する火田詮子、永野昌也に加え、大西おに、可児良友、平井智子らが舞台を彩ります。

今年も、独自の身体性による“絵画的な舞台”をお楽しみください。

名古屋公演

2010年4月30日(金) 19:30~ / 5月1日(土) 18:00~ / 2日(日) 15:00~ / 3日(月) 15:00~ / 4日(火) 15:00~

愛知県芸術文化劇場小ホール

福井公演

2010年5月14日(金) 19:00~

「響のホール」福井まちなか文化施設

金沢公演

2010年5月21日(金) 19:30~ / 22日(土) 15:00~

金沢市民芸術邑PIT2 ドラマ工房

大阪公演

2010年5月29日(土) 16:00~

関西外国語大学 谷本記念講堂

 

フエンテ・オベフーナ

作/ロペ・デ・ベガ

訳・脚色/田尻陽一

構成・演出・舞台美術/ 神宮寺 啓

  • 愛知県芸術劇場小ホール/名古屋
  • 響のホール/福井
  • 関西外国語大学 谷本記念講堂/大阪
  • アルマグロ市立劇場/第32回アルマグロ国際古典演劇祭
  • サン・ペドロ劇場/第4回オルメド古典演劇祭

「家族、そして人が結びつくところに正義が生まれ、結びつく力が正義の定義を作り出す。その縮図をこの作品のテーマとして据えてみたい。今回は、敢えて“寓話”として表現したい。」

- 神宮寺 啓

昨年のアルマグロ公演でエミリオ委員長より「来年はロペ・デ・ベガの『フェンテ・オベフーナ』をやってくれ。クセックの作品なら無条件でオーケーだ」との要請を受け、神宮寺啓が新作に挑戦。演出の世界がよりグレードアップ。

さらに東京から資生堂のCM、あの“揺れるまなざし”で一斉を風靡した女優、真行寺 君枝が参加。それを受け名古屋で今、尤も充実した実力を示す 永野 昌也が競演して見事なバトルを繰り広げた。スペインは昨年にも増して拍手の嵐となった。

  • 09/04/30(Thu)
  • Category:ベガ
 

月と死神

芥川龍之介「袈裟と盛遠」/ガルシア・ロルカ「カンテ・ホンドの歌」他 より

構成・演出/神宮寺 啓

訳/田尻陽一

  • 名古屋能楽堂

フラメンコダンサー中尾貴子さんより、プロデュース公演に神宮寺演出をとラブコールがあり実現。劇団員も参加して、能楽堂で戸板を背に高下駄で怒濤の如く疾走した。能楽堂はクセックによく似合う。

90年以来のフラメンコとの融合第二弾だった。

 

ラ・セレスティーナ

作/フェルナンド・デ・ローハス

翻訳・構成/田尻 陽一

構成・演出/神宮寺 啓

  • 関西外国語大学 谷本記念講堂/大阪
  • アルマグロ市立劇場/スペイン 第31回アルマグロ国際古典演劇祭 招聘公演
  • オルメド・サン・ペドロ劇場/スペイン 第3回オルメド古典演劇祭 招聘公演

アルマグロより「女性年」に是非上演してほしいとの依頼があり、アルマグロ連続公演が実現した。

作品を見たマドリッドのプロデューサーは涙を流し、マドリッドを中心に二ヶ月間にわたる地方公演を実現したいと驚くべき打診があった。

 

劇団クセックACT2007公演 「ヌマンシア」

作/セルバンテス

訳・脚色/田尻陽一

構成・演出/神宮寺 啓

  • 愛知県芸術劇場小ホール/名古屋
  • 響のホール/福井
  • 関西外国語大学 谷本記念講堂/大阪
  • テアトロ・ムニシパル/アルマグロ スペイン
  • アルメリーア スペイン
  • ムルシア スペイン

わたしはヌマンシアのあちこちを彷徨いました。

しかし、ひとりとしてヌマンシア人を見つけることができませんでした。

生存者が見つかれば、なぜあなた方は錯乱し、死への道を狂ったように突き進んでいったのか、

聞きただすことができたのに。

 

ドン・ペルリンプリンの恋

作/F・G・ロルカ他コラージュ

訳・構成/田尻陽一

構成・演出/神宮寺 啓

  • メルカット・デ・ラス・フロレス劇場/バルセロナ
  • テアトロ・デ・ラ・アバディア/マドリッド
  • コラール・デ・コメディアス/アルカラ

スペイン「カサ・アシアフェスティバル」招待公演

キャスティングを変更して臨んだスペイン公演。
三都市で好評を博し、翌年のスペイン・アルマグロ公演もその場で決定。
衝撃的、感動的な公演だった。

 

アッシリア皇帝と建築家

作/アラバール

訳・脚色/田尻陽一

構成・演出/神宮寺 啓

  • 愛知県芸術劇場小ホール/名古屋
  • 響のホール/福井
  • 関西外国語大学 谷本記念講堂/大阪

 スペインの劇作家フェルナンド・アラバール(1932~)が1960年代に書いた代表作です。現在はスペインで活躍していますが、デビュー当時はフランコ政権下、こういった作品を上演することはできませんでした。1967年にパリで初演されています。不条理劇の雄として名高いアラバールの作品には、悲劇と道化芝居、詩と憎悪、愛とエロチシズム、悪趣味と洗練された美意識、神聖と冒涜といったものが同居しています。

 

ドン・キホーテ

作/セルバンテス

訳・脚色/田尻陽一

構成・演出/神宮寺 啓

  • 愛知県芸術劇場小ホール/名古屋
  • 高槻現代劇場/大阪
  • テアトロ・ムニシパル/アルマグロ スペイン

「ドン・キホーテ」出版400年を記念しての公演。スペインからの招待もあり、「ドン・キホーテ」に情熱を傾けてきた神宮寺、感動の一年。

サンチョ・パンサを水谷友子が演じ、日本のみならずスペインでも絶賛を浴びた。水谷友子、有終の美(本年退団)を飾る公演ともなった。

 
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