毎回、何事かが起こるスペイン公演。今回は飛行機に悩まされました。
昨年も帰国のとき、バラさんの荷物が届きませんでしたが、今回は行きの荷物が届かない!!
演出の神宮寺とスペイン在住の通訳さんの荷物が届かず、三日目にしてやっと手元に。衣装など舞台に必要な物がなかったのが幸いというか…。
ムルシアでは、舞台芸術学校にうかがい、校長先生の案内で学校見学、生徒の方々との座談会など、いつも以上に交流の機会にめぐまれました。
アルメリーアでは本番前夜の深夜一時まで照明の仕込み…。小さなハプニングはいくつもありましたが、120年の歴史を誇る「セルバンテス劇場」でセルバンテス作『ヌマンシア』を無事上演。スタンディングオベーションまでいただくことができました。
今回の公演は、昨年のアルマグロ古典演劇祭のときにオファーをいただき、そのためほとんどの衣装や舞台装置はスペインに保管してありました。公演が終わったので貴重な劇団の財産?は持ち帰らなければなりません。しかし!遙か遠い島国への輸送は高額…。となると、劇団員がスーツケース&手荷物にしっかりと押し込んで持って帰ることになるわけです。これも肉体訓練!?
その荷物を抱えつつ帰国の途についたわけですが、悪天候で飛行機が遅れトランジットのパリで五時間半の足止め。帰国は予定よりかなり遅れてしまいました。お約束のように荷物が一緒に帰ってこない人も。今回は4人分が帰りたくなかったようです。
スペインに限らず、いつも舞台を作り上げることは大変ですが、新しい人との出会い、そしてそこからフィードバックされる新たな表現の発見には心動かされます。
次は7/16~7/24の日程でアルマグロです。
演目は「ラ・セレスティーナ」
五年前とはキャストを大幅に変更しての公演です。こちらは6/25に関西外国語大学にて公演いたしますので、ぜひお越しください。

