第30回アルマグロ古典演劇祭
ヨーロッパ、アジア、アフリカ、アメリカから劇団が参加
今回のアルマグロにおける4大劇団

アルマグロ国際古典演劇祭は世界中から劇団が参加することで有名であるが、今回の演劇祭は過去にもまして国際化し、その中でもブラジル、中国、日本、コンゴから参加する劇団が見どころである。

 28日、アルゼンチンの女優・演出家ノーマ・アレアンドロ(Noma Aleandro)に第7回アルマグロ賞を授与することから開幕した。

東洋におけるセルバンテス

 今回、演劇祭最大の呼び物のひとつは、セルバンテスの若書きの作品『ヌマンシア』を神宮寺啓率いる日本の劇団クセックACTが上演することだ。

 外国の侵入に抵抗したヌマンシアの舞台は、来週の月曜日、火曜日に上演される。日本の劇団クセックACTによる2日間の上演により、アルマグロの町は日本の空気に酔いしれることになるだろう。7月2日の初演には日本大使も観劇される。また、熱烈なクセックACTのファンたちも市立劇場に足を向けるであろう。

 日本の劇団がセルバンテスを上演することに驚くとのと同様、コンゴの劇団が『ハムレット』を上演することも驚きだ。中国の京劇団も京劇スタイルで『ジ・ダン王子(ハムレット)』を上演する。ブラジルからは人形劇団がシェイクスピアの作品から100場面を集めた『100のシェイクスピア』を上演する。

 スペインの劇団ではエルス・ジョグラルスによる『マンハッタンのとある町で』がある。この芝居は現代社会におけるドン・キホーテ的な気質の喪失を扱っている(注:『ドン・キホーテ』の書き出し、「ラ・マンチャのある村で」をもじっている)。国立古典劇団はロハス・ソリーリャの『王以外は容赦せず』を上演する。

ラモン・ペコ記者