(1) ラ・ボス・デ・アルメリーア紙 2008/3/10
2008/04/08(Tue)
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Category:新聞記事
クセックACT、考えさせられた舞台
第25回アルメリーア古典演劇祭で日本の劇団が土曜の夜、字幕付でセルバンテス作『ヌマンシア』を上演
セルバンテスは30歳代に古典演劇の法則に則って『ヌマンシア』を書いた。何度もヌマンシアを征服しようとしたローマ軍だったが、執拗に抵抗するヌマンシアに対して数ヶ月の包囲戦を仕掛け、その結果得たものは灰燼に帰したヌマンシアだった。この演劇は英雄主義の頂点に立つ演劇だと考えられてきた。
しかし、土曜日アルメリーアのセルバンテス劇場で『ヌマンシア』を上演した日本の劇団クセックACTは、このテーマについて、さらに考えさせる舞台を見せてくれた。名誉とは何か、倫理とは、戦争とは、愛国心とは、いまわれわれがグローバルな規模で危機に瀕している絶対的な有効性とは何か、深く考えさせたのだ。
ラファエル・アルベルティの校正台本、神宮寺啓による演出は、字幕があったとはいえ、俳優たちの言語の障害を乗り越え、スペイン語で書かれた世界水準にある戯曲を強烈な日本的な趣向で舞台に載せた。今回のフェスティバルで疑いもなくクセックACTの『ヌマンシア』は最高の舞台だった。(ギリェルモ・フエルテ記者、ホエイ・ファギオ撮影)
(記事のなかでは、クセックACTの台本はラファエル・アルベルティの校正台本となっているが、これは記者の聞き間違い。記者会見で確かに神宮寺啓はラファエル・アルベルティの名前を出したが、学生時代にアルベルティーの校正台本を読んだと言っただけだった。)

