ドン・キホーテ ​……その狂気について……

最終更新: 2019年1月18日


●原作

ミゲル・デ・セルバンテス

●翻訳・構成・脚色

田尻 陽一

●構成・演出・舞台美術

神宮寺 啓

名古屋公演: 名古屋市西文化小劇場

  • 5月3日(水)18:00

  • 5月4日(木) 14:00 / 18:00

  • 5月5日(金) 14:00

【アフタートーク】4日18時・5日14時の終演後

田尻陽一 vs 神宮寺啓「ドン・キホーテの世界」

福井公演: 「響のホール」福井まちなか文化施設

  • 5月12日(金)19:00



● 作品について

17世紀、「ドン・キホーテ」が出版されたとき、人々は主人公の荒唐無稽な行動に腹を抱えて笑いました。18世紀、啓蒙主義者たちは、主人公の虚しい冒険にスペインの凋落を現実として見て取りました。19世紀、理想を夢見るロマン主義者たちは挫折を繰り返す主人公に涙を流しました。20世紀は、まだ主人公の姿に個人を超えた永遠の真理への渇望を見出すことが出来ました。しかし、社会主義の崩壊により政治的な理想を失い、核の脅威により明るい未来を失った私たちは、無謀にも理想に立ち向かうことが狂気ではなく、現実社会に生きること自体が狂気になってしまったのです。では、21世紀を生きる私たちは一体、このドン・キホーテに何を見出せばいいのでしょうか。

2001年「第一回愛知県芸術劇場演劇フェスティバル」で初演。2005年「2005年愛知万博スペインパビリオン」の主催で再演。同年7月にはスペイン「アルマグロ国際古典演劇祭」招待公演。再演を望む声に「セルバンテス没後400周年」を記念して11年ぶりの再演をいたします。なお、今年から4年間を「セルバンテス没後400周年記念」と位置づけてセルバンテスの作品を順次舞台に載せていきます。

● 作者について

ミゲル・デ・セルバンテス・サアベドラ

Miguel de Cervantes Saavedra

1547年9月29日 - 1616年4月23日

ミゲル・デ・セルバンテス・サアベドラ(1547年~1616年)は、小説「ドン・キホーテ」の著者としてしられているスペインの作家。スペイン語における世界的な文学者のひとりであり、同時代や後世の作家に多大な影響を与えました。例えば、ハイネやツルゲーネフ、ドストエフスキーなど数え上げればきりがありません。

劇団クセックACT

『セルバンテス没後400周年記念』第一弾

三たび舞台に!

『ドン・キホーテ』は、クセックミラクル!!

『ドン・キホーテ(後編)出版400周年』は一昨年。『セルバンテス没後400周年』は昨年。ここ数年、セルバンテス=『ドン・キホーテ』が世界的な盛り上がりをみせています。聖書に次いで多く翻訳されている『ドン・キホーテ』は、スペイン国民の熱狂的な後押しを受け、400年にわたって全世界を駆け巡ってきたのです。

当時ベストセラーとなった『ドン・キホーテ』は、不遇な時代を送ってきたセルバンテスにとって、まさに起死回生の“代打逆転満塁ホームラン!!”でもあったようです。

クセックACTは『ドン・キホーテ…その狂気について』を2001年に初演。2005年には『愛知万博』のスペインパビリオン主催で再演。同じ年にスペインの『アルマグロ国際古典演劇祭』から招聘を受けて公演しました。

今年は『セルバンテス没後400周年記念』の第一弾として、多くの観客から再演希望がありました『ドン・キホーテ』を上演いたします。

構成・演出の神宮寺啓は「セルバンテスの短編を読むうちに『ドン・キホーテ』再演に火が点いた。今回の作品を基軸にし、来年はドン・キホーテの“死を通して”再度、真の狂気とは何かを表現してみようと思う。さらに、セルバンテスは書き進める中で、ドン・キホーテと一体化していった。だからドン・キホーテを描くことでセルバンテスの凄さ、人生観をも解き明かせると思っている。」と自信を覗かせます。

翻訳・構成の田尻陽一は「『人生は夢(カルデロン作)』と『ドン・キホーテ』は、劇団の原点でもある。初演の構成は完璧だと信じている。だからこそ、再演は願ってもないことだ。それに『ドン・キホーテ』は、読む本ではなく聞くための本でもある。つまり“朗読用小説”とでも言おうか、これこそ上演する意義でもある。」と語っています。

舞台に立つ役者は15人。特筆すべきは、創立メンバーの吉田憲司が、再びドン・キホーテ役に挑戦!することです。永野昌也がサンチョ・パンサ役で“こんなサンチョ見たことない”と言わせしめること間違い無し。火田詮子、平井智子、大西おにの“レディーストリオ”も存在感を増して、総勢15人のパワー全開の舞台です。

尚、名古屋は4日午後6時と5日午後2時の公演終了後、『田尻陽一vs神宮寺啓のアフタートーク』。福井は5月12日午後7時公演の前後にトークを開催。「二倍楽しんでいただけるチャンス」をお見逃し無く!!

公演日程は、5月3日から5日『名古屋市西文化小劇場』(名古屋)、5月12日『響のホール』(福井)となっています。ご来場をお待ちもうしております。

*セルバンテス、ドン・キホーテ、サンチョ・パンサ。そしてロシナンテもドゥルシネアも、

 スペインでは、みんな揃って星座に命名された・・・これ、ホントの話!!✰✰✰


キャスト

榊原 忠美

吉田憲司

永澤 こうじ

永野 昌也

玉川 裕士

山田 吉輝

久保川 真守

衛藤 健史郎

火田 詮子

平井 智子

斉藤 弥生

大西 おに

高倉 麻耶

今枝 千恵子

柴田 真佑

舞台監督

鈴木 寬史

音響

田中 徹

照明

則武 鶴代

衣装

まさきよしこ

いしぐろひろこ

舞台写真

和玖 瞬

制作協力

武田 仁美

#セルバンテス

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