仕草が言葉になる。


日本の有名な劇団クセックACTは、アルマグロ市立劇場で「ドン・キホーテ」の狂気について、東洋的な思想をキーワードに、違った「ドン・キホーテ」を上演する。

(記者: カルメン・オブレゴン)

この日本の劇団は古典劇をよく上演する。この20年間以上も、劇団クセックACTは、ガルシア・ロルカ、バリェ=インクラン、ホルヘ・ルイス・ボルヘスをはじめ、スペイン語の古典劇のレパートリーを増やしてきた。

このドン・キホーテの翻訳者であり、脚色者の田尻陽一は昨日、アルマグロ国際古典演劇祭の記者会見で、この作品の価値について力説した。「この作品の中においては、セルバンテスの言葉をひと言もいじってはいない。」そしてすぐに付け加えた。「しかし、私は言葉によって喚起されるイメージよりも、音そのものを重要視している。」

国際的な活躍において、この名古屋の劇団は若い世代の劇団と交流しながら、実験演劇を試みてきた。

この劇団の肉体表現は、間違いなくアジアからやってきた別の視点の精神を舞台で示すことになるだろう。「我々はリアリティとイリュージョンに富んだスペインの演劇を、完全に日本的な立ち居振る舞いで上演してきた。」この意味において、主人公を演じるヨシダ・ケンジは、ヨガ、歌舞伎、能の手法をこの作品を上演するのに用いている。

この新しいドン・キホーテの演出家、神宮寺啓はセルバンテスの作品に対して、尊敬の念を表現している。「セルバンテスは世界でよく知られた作家の一人である。私たちも彼の狂気に取り組むことにした。つまり、2つの新しい世界、「現実」と「非現実」という世界を作り上げた。我々のドン・キホーテは「非現実」の世界に生きる人間だが、彼の狂気は彼が住む不当な「現実」の世界を壊そうとしている。」

創造において重要なことと、役者たちの肉体的なエネルギーと、日本から持ち込んだ戸板という舞台装置が、セルバンテスが作品に与えたオリジナルな考えを無視して、クセック独自の脚本でセルバンテスの狂気へ近づくことに成功している。

#セルバンテス #ドンキホーテ #劇評 #スペイン公演

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